攻撃4走塁について塁上にいる走者は常に野球頭脳を働かせていなければならない。1球に対す る集中力を高め、一瞬で先の塁を狙えるかどうかの判断ができる者が良い走 者と言うことになる。「好走と暴走は紙一重」というが、判断力の話しであ って足の速さの例えではない。足が速いのに越したことはないが、次の塁を 奪う気持ちが常にあれば、鈍足もカバーできる。 盗塁 リードのしかたは基本的に、走ることも戻ることもできる体勢を保ちながら 出れるところまで挑戦してみよう。(年を考えて無理はしない。) あとチーム内では決して足の速くないカサレラの盗塁成功率が高いのは、投 手のセットに合わせながらリードをするウォーキングリードをしているから ではないだろうか。どちらにしても、盗塁は最初の3歩と最後の3歩で勝負 は決まる。走塁のうまさを身に着けよう。あと油断してはならないのが、セ カンド牽制である。ホームを狙うあまり大きなリードとなるので、1塁牽制 よりはるかにアウトになる可能性が高い。ライズ投手陣も牽制アウトを取る のはセカンドの方が多い。日ごろから、牽制練習は必要であり重要だ。 |